竜馬が喰う されどお漬物の巻

2007
1018

どーも、竜馬です。

とある定食屋さんでのお話です。

ハンバーグと白身魚フライが大のお気に入りのそのお店で、

いつものようにハンバーグと白身魚フライを食べてました。

もちろん、いつものように美味しく食べていました。

定食なのでメインの周りにはご飯やお味噌汁やサラダや漬物やらが・・・

ん??

ん??

今日は何かいつもと違う。

うん。

間違いない。

「漬物」がいつもと違う。

何気なく箸でつまんで食べてみたときの、漬物の味が今まで味わったことのない感じ。

美味しいんです。

そりゃ、漬物なので、大声をだして

「うめーーーーー」

って、大声を出す程ではないですよ。

でも、美味しいんです。

他ではちょっと味わったことのないような味。

特に、漬物にこだわりがあるわけじゃないんだけど、

なーーんか印象に残って。

思わず、そこのご主人に

「この漬物・・・、うまいっすねー」

って言ったら、

満面の笑みで

「知り合いの畑を少し借りて、この漬物のために菜っ葉を育てて・・・。 ゆずをいっぱい入れて、あっ、ゆずは一度冷凍するんだ。そしたら嫌な苦味がなくなって・・・。隠し味にガーリックを入れてみたんだ。」

と色々話し出しました。 そして、

「手間かかってしょーがないよー」

と、最高の笑顔。

ふむふむ。 

ほんと、たかがお漬物、されどお漬物。

ご主人の料理へのこだわりが、その漬物から溢れてました。

そして、料理に対する大切なコトを勉強させて頂きました。

ご馳走様。