先日、漁解禁についてご紹介させて頂きました
『紅ズワイガニ』。
そのブログを読んで下さった方から数件ご質問を頂戴しました。
その質問の内容とは・・・
『紅ズワイガニとズワイガニって何が違うの??』
『紅ズワイガニと香住ガニって何が違うの??』
ごもっとものご質問。
ってことで、お答えします・
まず簡単にお答えできる『紅ズワイガニと香住ガニの違い』ですが、
こちらは違いはございません。
城崎温泉から車で約30分程の場所にある
香住漁港で水揚げされた『紅ズワイガニ』の事を我々は『香住ガニ』と呼んでいます。
はい、一個解決。
続きまして・・・紅ズワイガニとズワイガニの違いですが、
こちらはワタクシも適当な事は言えないのでお調べしたところ、
当館も取引させて頂いてる城崎温泉の人気魚屋『おけしょう鮮魚』さんのブログに
説明がありましたので抜粋させて頂きます。
紅ずわいがには、普通のずわいがにの雄(松葉がに)と見た目が似ているのですが、
身の入り方がずわいがによりは少なく、水分が多いのが特徴です。
また茹でる前から色が赤っぽい事から“紅ずわい”と呼ばれています。
身の入りが松葉がにより劣る事から値段も安いのですが、
その身には甘みがあり、人気のかにです。
刺身や天ぷら、鍋物など用途が様々な松葉がにに比べて、
基本的には茹でて食べたり、身を加工して食べるのが一般的です。
見た目にはよく似ている紅ずわいと松葉がに(ずわいがに)ですが、
その生態や漁法・漁期は全く異なります。
簡単に説明致しますと…。
☆紅ずわいがに
・漁法・・・かにカゴ漁(かにカゴの付いた漁具を約2日程海底に沈め、
カニが入るのを待って引き上げます。)
・生態・・・水深約500m~2500mの深海に生息。
・漁期・・・9月1日から6月30日
☆ずわいがに
・漁法・・・底曳き網漁(海底に網を入れて船で曳き、入った魚やカニを引き揚げます。)
・生態・・・水深約200mから400m辺りに生息。
・漁期・・・オス(松葉がに):11月6日から3月20日
メス(せこがに):11月6日から1月10日
若松葉(脱皮直後の松葉がに):1月16日から3月15日
…となっています。
なるほどなるほど、ワタクシも知らなかった情報が満載。
ちなみに・・・
ワタクシの周りにはズワイガニ(松葉ガニ)より、
紅ズワイガニ(香住ガニ)の方が美味い!!って豪語する人間もいます。
値段が安くて美味いこの紅ズワイガニ、
一度、ご笑味下さいませ☆