但馬屋に雛人形がやってきた!!

2011
0307

先日、城崎の物産店のご主人が、 
 
  

『たくさんの方に見て頂きたいの但馬屋さんに飾って欲しい』
 
 
 
との事で、雛人形を持って来て下さいました。
 
 
 
%E3%81%B2%E3%81%AA%E4%BA%BA%E5%BD%A2.jpeg
  
  
 
 
あまり見かけない雛人形です。
 
 
これは『享保雛』といい、  

 
江戸時代の享保年間(1716~1736)に流行した雛人形のようです。 
 

寛永雛から発達したとされるもので、面長な顔に切れ長な目、 
 
 
能面に似た静かな表情をしているのが特長。 
 
 
衣裳は装飾性に冨み、町雛として愛用されたとのこと。
 

 
%E3%81%B2%E3%81%AA%E4%BA%BA%E5%BD%A2%EF%BC%92.jpeg

 
  

男雛さん。
 
両袖を張ったデザインで、太刀を差して笏(しゃく)を手にしています。 
 
 
 
  
 
%E3%81%B2%E3%81%AA%E4%BA%BA%E5%BD%A2%EF%BC%93.jpeg
 

女雛さん。

五衣(いつつぎぬ)、唐衣(からころも)姿で、袴は綿を入れて膨らませ、 
 
ボリュ-ムのある雛人形です。 
 
 
 
 
 

独特の表情をされてます・・・。 
 
  

 
04月03日(日)に開催される流し雛まで、 
 
 
当館の玄関に飾る予定ですので、 
 
 
城崎温泉にお越しの際は覗いてみてやってください!!