先日、城崎の物産店のご主人が、
『たくさんの方に見て頂きたいの但馬屋さんに飾って欲しい』
との事で、雛人形を持って来て下さいました。
あまり見かけない雛人形です。
これは『享保雛』といい、
江戸時代の享保年間(1716~1736)に流行した雛人形のようです。
寛永雛から発達したとされるもので、面長な顔に切れ長な目、
能面に似た静かな表情をしているのが特長。
衣裳は装飾性に冨み、町雛として愛用されたとのこと。
男雛さん。
両袖を張ったデザインで、太刀を差して笏(しゃく)を手にしています。
女雛さん。
五衣(いつつぎぬ)、唐衣(からころも)姿で、袴は綿を入れて膨らませ、
ボリュ-ムのある雛人形です。
独特の表情をされてます・・・。
04月03日(日)に開催される流し雛まで、
当館の玄関に飾る予定ですので、
城崎温泉にお越しの際は覗いてみてやってください!!