紅ズワイガニ(ベニガニ)とズワイガニの違い

20190502


数年前にも同じタイトルの記事を書いたのですが、近年、全国各地のお客様にお越し頂くようになり、


同様のご質問を頂戴する機会が増えましたので、


改めてご説明を致します。


ほぼ、以前の記事と同様の内容となりますが、ご容赦下さいませ。 

  

紅ズワイガニ(香住ガニ)とズワイガニ(松葉ガニ)の違いとは?

 

まず簡単にお答えできる『紅ズワイガニと香住ガニの違い』ですが、 
 
こちらに違いはございません。 
  

城崎温泉から車で約30分程の場所にある

香住漁港で水揚げされた『紅ズワイガニ』の事を我々は『香住ガニ』と呼んでいます。

 


続きまして・・・紅ズワイガニとズワイガニの違いですが、

 
紅ずわいがには、普通のずわいがにの雄(松葉がに)と見た目が似ているのですが、
身の入り方がずわいがによりは少なく、水分が多いのが特徴です。

また茹でる前から色が赤っぽい事から"紅ずわい"と呼ばれています。

身の入りが松葉がにより劣る事から値段も安いのですが、
その身には甘みがあり、人気のかにです。

刺身や天ぷら、鍋物など用途が様々な松葉がにに比べて、
基本的には茹でて食べたり、身を加工して食べるのが一般的です。

 


見た目にはよく似ている紅ずわいと松葉がに(ずわいがに)ですが、
その生態や漁法・漁期は全く異なります。

 

簡単に説明致しますと...。

☆紅ずわいがに

・漁法・・・かにカゴ漁(かにカゴの付いた漁具を約2日程海底に沈め、
            カニが入るのを待って引き上げます。)

・生態・・・水深約500m~2500mの深海に生息。

・漁期・・・9月1日から6月30日


☆ずわいがに

・漁法・・・底曳き網漁(海底に網を入れて船で曳き、入った魚やカニを引き揚げます。)

・生態・・・水深約200mから400m辺りに生息。

・漁期・・・オス(松葉がに):11月6日から3月20日

      メス(せこがに):11月6日から1月10日

      若松葉(脱皮直後の松葉がに):1月16日から3月15日

となっています。

当館では、なるべく1年を通してカニを召し上がって頂くために、

4月~5月、9月~10月は紅ズワイガニ(香住ガニ)付きのプラン、

11月~3月はズワイガニ(松葉ガニ)のプランをご用意しております。


春の会席2(4月~5月).JPG

5月のプランはこんな感じです!!

 

ご予約は、当館の公式サイトが一番お得です。 

皆様のご予約を心よりお待ちしております。


兵庫県 城崎温泉
但馬屋四代目 柴田良馬