牡丹餅(ぼたもち)VSお萩(おはぎ) 春のお彼岸決戦の巻

2008
0323

どーも、こんばんは。

3日連続でブログを更新しようと思っていたのですが、

昨日は土曜日でなんだかんだと忙しく、断念してしまった継続力の無い竜馬です。


今日は昼間の休憩時間を使って、ご先祖様のお墓参りにいってきました。

お彼岸だしね。

んで、先ほど女将さんが買ってきた「うるち米ともち米を餡でくるんだ俵型の物体」を食べたのですが・・・。

はい。

そう。

ここでタイトルにもありますように、この時期に食べるその物体は、

なんと呼ぶかについて、但馬屋内で論争が行なわれました。(なんて平和なんでしょう)

ちなみに、うちの従業員の多くは、

その物体を「おはぎ」と呼んでました。

が誰かが、

「いやいや、この時期はそれはぼたもちですよ?」

はい、そこで論争スタート。

実際、この地方では(ワタクシの周りだけかもしれませんが)、年中「ぼたもち」っていう言葉より、

「おはぎ」っていう言葉でその物体を呼ぶことが多いのです。

なので、多くの方は

「ぼたもちってなんか響きが・・・」

とか、

「ぼたもちってまた違うお菓子なんじゃないの?」

とか・・・。

こーいうときは、

調べるしかありません。

はい。でました。


ってことで、ワタクシなりにまとめました。


「おはぎ」 と 「ぼたもち」 の違い  by 竜馬調べ

まず結論を先に申しますと「おはぎ」と「ぼたもち」は基本的に同じものです。

ではなぜ呼び方が違うのか? それは食べる時期により区別するそうです。

秋のお彼岸に食べる時は「おはぎ」 春のお彼岸に食べる時は「ぼたもち」

これが正解です。 ややこしやですね。

漢字で書くと、少しわかりやすくなります。

ぼたもち⇒「牡丹餅」 

おはぎ⇒「お萩」

そーです。

「ぼたもち」は牡丹の季節って事なので春のお彼岸に食べるものなのです。

あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものだそうで。

一方、「おはぎ」は萩の季節なので秋のお彼岸に食べるもの。理由はもちろんあずきの粒をその季節に

咲く萩にに見立てたものなのです。


いやー、賢くなりましたねー。

では、なぜワタクシの周りではほとんどの人間が「おはぎ」と呼ぶのでしょうか?

それは、日本中のお店のほとんどが季節によって使い分けることなく

年中「おはぎ」という名前で販売してるからだそうです。

まー、確かに季節によって商品の名前変えるのこそ、ややこしいもんね。


そんなこんなで、従業員一同

「へーーー」

ってことで論争終了です。


まー、普段は使い慣れた「おはぎ」でいいんだろうけど、

春のお彼岸の間くらい「ぼたもち」って呼んであげるのが日本人として正解なんだろーな。

これにて一件落着。